Ricoh 500 & 519

 ひょんなことから、hottyさんよりリコーの50年代のカメラ2台をお借りすることが出来ました。(hottyさん、ありがとうございました) RICOH 500(日本国内ではリコー・ジェットで発売)と519デラックスです。
 両機共に富岡光学製のレンズが使われているカメラで、このレンズに興味がありました。
 「500」の方が3群5枚のリコマット45/2.8、「519」は4群6枚の典型的なダブルガウス型大口径45/1.9です。両機とも金属加工が素晴らしく、鏡胴の操作感や巻き上げのトリガーレバー、巻き戻しノブのメッキなどどれを採っても惚れ惚れするような作りのカメラです。
 1955年製の「Ricolet II」が私の初カメラでしたが、それから3年後に出たこの「519デラックス」の品質は月と太陽ほどの差があります。

 描写はそれぞれレンズの特徴がハッキリ出て面白い比較が出来ました。
 500はあっさりと突き放すような少しマゾヒスティックな捉え方をします。
 一方519は、どんなことでも受け入れてくれる懐の深さを感じます。
 ほぼ同じ時期に同じメーカーが造ったレンズですがこんなにも個性が違うんですね。
 今回はともにFuji FilmのACROSをミクロファインで現像したものを直接スキャンした画像です。

HIROAさんの報告(500)  たかさきさんの報告(519)

2003.5.7

 

Ricoh 500の作例です

 

Ricoh 519の作例です

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