なんてこったっ!
(ミノルタ SR505のシャッター幕調整のようなもの)

きょうもいつもの通り上野から徘徊開始。
本日のパートナー「ミノルタSR505」も快調に
ぱっしゃっ・ぱっしゃっとシャッターが切れている。
ほぼ、3時間ほど彷徨いてカラー1本、モノクロ1本の成果。
しかして、これが本日の初っぱな1枚目!・・・・・?


で、これが7枚目、というか36枚すべてがこのように半ちょちょ切れ状態!
うわっ、なんてこったっ・・・・
こうなっては残りのモノクロを現像する気力も失せて、しばし茫然自失。
いつもの巡回コースとはいえ、同じスナップ写真なんて絶対に撮れないしねぇ、
悲しいよ、まったく・・・・。


で、ウラブタ開けてシャッターを観察すると、案の定、
後ろの幕が丁度真ん中のところで残ってしまう症状がでています。
一眼のシャッターなんていじったことないし、どうすりゃいいのか。
しかし、このままでは先に進めないので申し訳ないけどこのカメラにドナーに
なってもらうつもりで、やれるだけのことはやって見よう
・・・・殺しちゃったらゴメンね。
まずは、幕の動きが渋くなっているのかもという推理でドラムの
シャフトを洗浄・注油してみることから始めました。
これで治れば、一番簡単な方法です。
ドラムのシャフトは位置的に、この電池収納の下あたりになるはずですので、これを取り外します。

ありました、コレです(↓)、この真鍮製のメタルがドラムシャフト。
本来なら、開腹してすべてを取っ払って作業すべきでしょうが、
そんなことしたら間違いなく殺してしまうことは目に見えていますので、
開ける箇所は最小限にとどめます。
これを丁寧に何度も洗ってから、ごくごく薄めたシリコン油を滲ませてやります。
結果、シュワッ・シュワッっと気持ちよくシャッターが切れだしましたが、
後幕の方は相変わらず残ったまま・・・?

仕方がないので、今度は幕を引っぱり動かしているバネのテンションを少しいじってみましょう。
以前に一度、これをやってリボンをぶっちぎったことがありますので、
実はとってもやりたくない作業です。
この写真の赤丸で囲んだ上の方が先幕、下が後幕のようです。
なので下のギアを締めていきますが、けっしてラフに扱わないようにします。
この小さな歯車をたった1歯動かすだけでググッとテンションが上がってきますので、
慎重に1歯づつ締めがら様子を見て作業します。
今回はどうもテンションの低下が原因だったようで、1歯締める毎にだんだんシャッターの開度が
大きくなってきました。で、一応6歯締めたところで全開になりましたのでここで止めます。
必要以上にバネ力を上げてしまうと、またバシッとリボンをぶっ切っちゃいますからね。



これで、フタをする前にすべての速度で検証してみて、シャッターが全開していればオッケー
ということになるのかもしれませんが・・・・。

以上、まったくの自己流で調整に試みましたが、この作業に精通しておられる方がみたら、
あまりのめちゃくちゃに噴飯するかもしれませんね。
今回は、たまたまうまく動き出しましたが、やっている人間はまったく無知蒙昧の輩、
みなさまがもし同じトラブルに見舞われましたら、しかるべきところでしかるべき修理を
お受けになってくださいませ、なんといっても純機械式写真機は「文化財」なのでありますから。

2008.4.15

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