・・・・・・・・・・・・・・・横須賀市周辺の狛犬達・・・・・・・・・・・・・・・

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2010.1.13


●旧竹澤白山神社より移された狛犬(獅子山タイプ)
  大津村の小字の竹澤にあった白山神社は大正13年に大津の諏訪神社に合祀され、狛犬は大正14年4月に諏訪神社に移された。白山神社の跡地には胴回り6m、樹齢千年以上のの御神木(
ホルトノキ)が残っている。獅子の子落としを連想する獅子山タイプだが、親と子の絆や情愛を感じられる素晴らしい作品ではなかろうか。この狛犬には、獅子の子落としのような弱肉強食というより、親が厳選された崖道のルートを仔犬を従えて歩行訓練しているようにも見える。この親犬の視線は、仔犬が崖を転げ落ちたらきっと助けに行く。そんな眼差しに見える。


 この仔犬の顔を見ていただきたい。そこには親に試され突き落とされ生きるか死ぬかの顔ではなく、先に頂上へ上った親犬
の後を鼻息をフーフー言わせながら駆け上っていく仔犬の顔だ。洋犬のように耳が垂れた仔犬だが、耳が後ろになびいて見える。これは、強風吹きすさぶ様子にもみえるがそれだけだろうか?
 以前飼っていた犬で、このような耳を見たことがある。じゃれたり遊んだりしているときだ。親は子の前を進み歩くルートを教え、子は親の後を無邪気についてゆく。
 私はこの狛犬を見ていて、殺伐とした現代に於いて「説明」を聞いてもロクに得心できない現代彫刻などよりも、良き「親
子の狛犬」の方がどれだけためになるかということだ。

 狛犬へ戻れ!!狛犬へ帰れ!!芸術家ども!!親子の絆をさりげなく、深く表現せよ!!

 当初の狛犬の役割は知らないが、のちの石工たちが表現したかったことはここらへんのことではないだろうか。また、後世の私たちがコマイヌコマイヌとわ〜わ〜騒ぐのもここいらへんのことではなかろうか。また、岡崎型(昭和型)が敬遠されるのも、ワンパターンなだけではなく、親子揃って同じように威嚇の態度を示していて、親子のドラマが感じられないところではなかろうか。
 岡崎型の子取りは、子も親と同じ方を向いて同じ顔で威嚇している。早熟で優等生。しかしそこには子供まで戦に巻き込むことを正当化するような思想が見え隠れはしまいか。岡崎型の仔犬は、小さな軍服を着た少年兵のようであり、昭和20年までには「ふさわしい」型だったのではなかろうか・・・・・。

以下はご参考までに写真のみで失礼致します。

●参道中腹の狛犬ー嘉永7年(1854年)7月
●奥の狛犬ー明治32年(1899年)9月

2009.8.19


1. 参道より左側の古い狛犬

現在横須賀市には諏訪大神社、妙栄寺、そしてこの春日神社にこの古いタイプの
狛犬が残っている(まだ詳しく調べていませんのでもっとあったりして。。。)。
ちょっと猿っぽく見えるし猿島にあったから狛猿とも言う人も居るが、
タテガミや尾など立派な狛犬ではなかろうか。


1の狛犬、ナンマイダーさまご自身の評価
●狛犬としての仕事ぶり度 ★★(現在は退役した感がある。本殿前には明治27年のもの、入り口には立派で大きな昭和の岡崎型のものがある。 御神輿をしまう建物の前で老後の御勤めをしている。しかし昔は海の外から村を守っていたんだから偉い!!)
●狛犬としての個性度   ★★(諏訪大神社、妙栄寺のものと印象は似ている。しかし細部は結構違う
●癒され指数       ★★★★(いやされる・・・・)
●思わず笑っちゃう度   ★★★ (猿っぽい!!モンキーな感じでユーモラス、鼻を御覧あれ、鼻筋が僅かにあり人間っぽい。太い前足は強そうでゴリラを思わせる体勢であるにもかかわらず、後ろ足はカエルの足の様にちょろっとついている)
●奉納日 ーーー

●作者名 ーーー
●撮影機材 OLYMPUS L-3 KODAK Super GOLD400使用

 

 これは涙ナシでは対面できませんね!ボクがもっとも「感じちゃう」タイプのワンコで、滅多に出ない1700年ものだと思います。阿くんの方は長年の風化によって材料の石の「堆積層」がはっきり浮き出してきていますね、いやぁ〜、これは飛び切りの貴重品ですよ。(管理人)


2. 参道正面の狛犬

明治甲午歳とあるので明治27年だろうと思われます。
その他は漢文の知識が無いので推定できませんでした。
「あ」と「うん」の口にほとんど差がありません。
背後にちゃんとリアルな長細い「尾」があり、面白いなと思いました。

2の狛犬、ナンマイダーさまご自身の評価
●狛犬としての仕事ぶり度 ★★(正面の本殿前に設置され、お役目を果たしております)
●狛犬としての個性度   ★★うむ、尻尾が少し個性的)
●癒され指数       ★★(古そうだなぁ、ありがたそうだなぁと思わせるには十分)
●思わず笑っちゃう度    (笑う感じではないですね)
●奉納日 
明治27年
●作者名 不明?(読めないだけかも)
●撮影機材 OLYMPUS L-3 KODAK Super GOLD400使用


 これは巻き毛の表現に独特の彫り方をしてあります。大概の狛犬は普通、3巻くらい、多くても4巻ですが、これは8巻までガンバって彫ってますね。石工さんのこだわりがこんな所に反映されているところが面白いなぁ〜・・・。(管理人)

2009.8.19


−入り口付近の狛犬−


−奥の狛犬−

これがウワサの「ウンコ犬」!

2009.7.9


この「高橋長蔵」の関わった狛犬は、次の神明社で大いになぞが深まるのであった。


社殿の屋根の上の狛犬のほうが普通に立派なデザインに思える

2009.7.13



2009.7.13




左:今回の御嶽神社 中央:下町の諏訪神社 右:外国人が彫ったらしい神明社

2009.7.18



2009.7.18




2009.8.19




2009.8.27




2009.9.2




2009.9.4