小松寅吉さんと小林和平さん


福島県の南東側・石川町周辺にはおそらく日本で最も優れた
彫刻を施された狛犬達がひっそりと暮らしています。
2010年7月初頭、同好の士二人と共に
この地域に散らばっている十数カ所を
廻ってみることにしました。

八槻都都古別神社
生息地:福島県東白川郡棚倉町大字八槻字大宮224

建立年月・天保11(1840)年11月。
石工・不明

参考

八槻都都古和気神社

2003年版南福島狛犬探訪その10

寅吉と和平

現地に到着して最初に出会ったのがコレ!
これで一対なのですが、お顔建ちが全く違っています。
こんな狛犬、見たこと無い!

母に甘える表情・・・可愛いですね

もう、感涙ものです
初っぱなからコレですから
いやがおうにも期待が膨らんできます

鐘鋳(かねい)神社
生息地:福島県東白川郡棚倉町一色

建立年月・昭和9(1934)年9月
石工・小林和平

参考

鐘鋳神社

小松寅吉・小林和平の作品を見に行く 9

寅吉と和平

苔があまりにもいい感じ、まるでぬいぐるみ状態でした

鹿島神社
生息地:福島県西白川郡東村下野出島

建立年月・明治二十六年
石工・小松寅吉


左端の方にガススタンドで道を尋ねたら
ご親切に数キロも離れた場所に案内してくれた。
なんという親切!!!
そして、目的地で今度はご住職がわざわざ付いてくださり
詳細なご案内をしてくださった。感謝感激・・・・

参考

楽に暮らす、しらかわ

狛犬探検隊

寅吉と和平

 

空飛ぶ狛犬!
すごい、すごい・・・・

台座の下に子供が隠れていた!
意表を突くデザイン、彫り方の緻密さ、際どいバランス・・・
どれをとっても凄すぎる!
この石工さんの最高傑作がこれかもしれない。

石都々古別神社
生息地:福島県石川郡石川町下泉296

建立年月・昭和五年一月
石工・小林和平

 

参考

ぶらり社寺巡り

寅吉と和平

 



古殿八幡神社
生息地:福島県 石川郡古殿町松川作根

建立年月・昭和七年十月
石工・小林和平

 

参考

古殿八幡神社

これはなんじゃぁ?

寅吉・和平の世界1

小林和平

寅吉と和平

ふつう牡丹の花は台座などの装飾にレリーフとして使いますが
ココでは犬と一体化してあしらっています。
こういう使い方も、この地方独特。

巻尾のデザインが独特!これも他では見たことがありません。

借宿新地山参道・石柵
生息地:福島県白河市借宿新地山羽黒神社山道口

建立年月・明治三十年前後
石工・小松寅吉

参考

小松寅吉

小松寅吉・小林和平の作品を見に行く

円丈師匠、寅吉・和平ワールドを初訪問

「神の鑿」を手に入れる

 

コンクリート製じゃないですよ
これ、巨大な岩石から削りだしたものです

後ろの柱と一体構造の逆立ち犬
どうやって彫り進むんでしょ???

川田神社
生息地:福島県西白河郡川原田上町63

建立年月・明治二十五年十一月十五日
石工・小松寅吉(?)

参考

小松寅吉・小林和平の作品を見に行く

阿武隈狛犬60番札所巡り一覧

 

雲の上を犬が飛んでいるという発想・・・・
うぅ〜ん、やっぱりスゴイ!

八幡神社
生息地:福島県西白河郡矢吹町中畑字根宿

建立年月・明治四十一年八月
石工・不明(和平さんっぽい?)

参考

八幡神社

小松寅吉・小林和平の作品を見に行く

もうひとりの天才

 

 

 

究極のアンバランス!

裏から見てもこの通り!!!

須賀川牡丹園
生息地:福島県須賀川市牡丹園80−1

アメノウズメノミコト像:
建立年月・不明 石工・小松寅吉
鶏像:
建立年月・不明 石工・小松寅吉
唐獅子一対:
建立年月・不明 石工・小松寅吉

参考

須賀川牡丹園

まるで粘土から形を起こすように
岩石を相手に自在に形作ってしまう技能
この東北地方に根付いた彫石文化には
ただただ驚嘆するばかりです

今回は1泊2日というタイトなスケジュールでしたので
ほんのサワリを見ただけです
また、このつづきを近日中にしたいと思っています。
長いスクロールでご覧頂き、ありがとうございました。(管理人)

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