Olympus AF-1

C35EF3に勝てるかも!
 私のコンテンツとしては、リコーR1s, ナショナルD700AFに次ぐ3機目のオートフォーカスコンパクトカメラ「オリンパスAF-1」を今回はご紹介します。
 AFコンパクトカメラといってもかれこれ発売から20年近く経ちますので、完璧に機能している個体が減りつつあるカメラですね。私のこのカメラも2台目で、初代機は巻き上げギアが損耗して使えなくなってしまいました。
 普通に考えれば10年以上使い込んで壊れて仕舞ったら余程の名機でもない限り同じものを再度購入したりしませんね。このカメラにしても世間で名機として評価されているかと問えばそんな話を聞いたことはありません。まったくこれといった特徴のないカメラなんです、でもカメラって不思議なものです、人がどう下劣に評価しようと自分にしっくり来るヤツってあるでしょう。持ったときの感じ、ファインダーの見え方、操作のし易さ、そして勿論写り方といろいろな要因があるものですが、妙に気の合うカメラって皆さんにもありませんか?
 私の場合がこの「AF-1」なんです。何なんでしょうねぇ、巧く説明が出来ないのですが、私には実にしっくりくるカメラなんです。特筆するような機能はあまりないんですよ、敢えて捜せば「濡れてもピカソ」というニックネームが示すように多少の防水性くらいかなぁ〜、これとて20年近く経っているのでシールのOリングだって当てにはならなくなっていますが・・・。
 あまり曖昧な言い方では、折角お読みいただいている皆さんに申し訳ないので真剣にこのカメラを見つめ直してみました。 そしたら見えてきたものがありました、それは前記のリコーやナショナルのカメラでは絶対に出来ない速写性だということが判りました。そうなんですこのカメラ、AFにも関わらずタイムラグが殆どないんです。
 目の前に現れた咄嗟のシャッターチャンスにもレンズバリアーをサッと開けて即レリーズ!
 R1sなど電源スイッチを入れてレンズが立ち上がるのを待ってなんて、少しかったるいところがあるのですが・・・。
 ポケットに仕舞ったカメラを取りだしてシャッターを押すまでの時間の早いこと早いこと!コレだったんです私が気に入っていて手放せない理由は。
 街撮りスナップ屋さんにとってこれは強力な味方ですね、シャッターチャンスに強ければ画質なんて二の次で良いんです。
 それと不思議といってはオリンパスさんに対して失礼なのですが、初期のAFカメラとしては殆どピントを外すことがないんです。一応フォーカスロックが出来ることもあるのですが、この時代のAFカメラは距離センサーの段階数が極めて少なくコントラストや色彩によってはセンサーが迷っちゃうことがあるのですが、私の経験ではこのカメラでピントを外した経験がほとんどありません。

 ということで私のお気に入りカメラには違いないのですが、ダメな点も書いておきましょうね。
 それはフラッシュの発光禁止が出来ないことです。ISO100なんかを使おうものなら少しでも光量が不足したり逆光になったりするとやたらとピッカピッカストロボが飛び始めます。これには参っちゃうんですね、雰囲気もへったくれもあったもんじゃぁありません。一番遅いシャッターが1/30秒なのでしょうがないんですけど、このカメラの唯一の欠点です。
 ですからなるべくアベイラブルで撮りたいときは高感度のフィルムを使うようにします。ISO3200まで自動で受け付けてくれますから現在一般化してきたISO800を使うと良いかもしれません。

速写最優先スナップカメラの話になるとどうしても私の大好きな「コニカC35EF3」を引っぱり出したくなるのですが、このAF-1もなかなかの優れものです。
先に画質は二の次とは書きましたが、何と言ってもAFのステップ数が6段しかなく、大きくピントを外すことはないもののドンピシャで填ることもありません。その辺をご理解の上、作例をご覧になってください。

2004.4.9

 

Olympus AF-1の作例です


以下の写真は、モノクロはプレストをエヌエヌシー社のND-76で標準現像処理。
カラーはFUJI SUPER400を使用
Nikon Coolscan IVでネガフィルムを直接スキャニングした画像です。

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